世界一周の旅で起きた心の変化

 

小さい頃から憧れだった世界一周。

 

最初の二週間は純粋に旅を楽しむことにした。

疲れた身体を癒し、ワクワクするセンサーが鈍くなった状態を変えたかった。

 

台湾から旅が始まる。

中国でビジネスをして来た自分にとって、親日国と聞いていた台湾は期待値が高かった。

結果、期待を大きく上回る人の優しさに触れることができた。

台湾が好きだ。そう胸を張って言える。

台湾で出会った異国のバックパッカー達とも多くを語り合うことができた。

英語は必要、でも彼らへの好奇心と尊敬が相互理解において最も重要な要素であることは火を見るより明らか。

 

最高のスタートを切って、次はタイ。

一週間滞在しただけで、この国で旅が終わってしまう人達の心情が理解できた。

気候、食、笑顔が素敵で心が温かい国民性、経済成長率、様々な国と出会える環境。

虜になるわけだ。

 

ただ、タイに来て心情の変化が起きる。

もう旅慣れしてしまった自分。

まだ二カ国目で二週間も経ってないのに何を言っているのかと思われるかもしれない。

しかし、体感がそれを物語る。

バックパッカー達と過ごす日々も国籍や場所が違えど本質は大きく変わらない。

共有スペースで、声をかけて、出身は?今何をしている?どこの国を旅した?など積極的にこちらから心を開けば応じてくれる。

それは楽しいことに間違いないが、飽き性の自分にはもう十分だった。

 

そろそろ、ゆったりする旅に終止符を打とうか。

 

そう思えたのが旅に出て十日目。

想像していたよりも早かった。

 

そして、世界をまさに今変えている人と会う約束ができたり、現地で起業・働く人たちと多くの時間を過ごすことができたりと、旅の性質が変化し始める。

 

なんだ、もっと早く出ておけばよかった。

 

会いたいと連絡すれば会ってくれる人がこれだけいるのか。

 

足を動かせばよかっただけのこと。

 

最大の敵は自分の固定観念。

 

日々、そのブロックが壊れていく感覚。

 

もっと刺激が欲しい。考えたい。人に出会いたい。現場を見たい。

 

五感を開きまくってもっともっと貪欲に。

 

うっすらと自分の進みたい方向性が見えつつある。

 

いつ以来だろう、こんなに心の奥底から湧き上がってくる何かを感じるのは。

空が青く広く感じるのは。

 

これからの人生が楽しみでならない。