どうも勇一です。
11月25日(金)は、6年8か月務めた会社の最終出社日でした。
今回はそんな一日を振り返りながら現在の心境について書き綴りたいと思います。
最終出社日当日
午前は最後の業務を片付けて、午後から各部署へあいさつ回り。
お礼の品は入浴剤。お菓子はありがちなので避けましたが評判は上々。
にしてもお世話になった人が多過ぎて、完全にペース配分を誤り、最も重要な自分のフロアに十分な時間が取れなかったことを猛省(汗)
あっという間に終業のチャイムが鳴り、マイクを持って、100名以上の前で最後のあいさつ。
話す前は緊張して出川ばりにカミカミになるかもと多少身構えていたのですが、顔を上げると長年お世話になってきた方々ばかりだったので、安心して話すことができました。
その後、私が所属する中国チームのメンバーから花束とアルバムプレゼント。
あいさつ回りの途中に頂いたプレゼントも合わせるとこんな感じ。
一生の宝物ができました。ものすんごいええペンも二本もらえました。
そして、記念撮影したり、海外の販売会社にメール打ったりして、バタバタのまま、最後の壮行会へ。
壮行会には、ありがたいことに、部門やカンパニーの壁を越えて、30名近くの先輩、同期、後輩が私のために集まってくれました。
二次会はカラオケで大暴れして、最後はOASISの名曲「Don’t look back in anger」を円陣組んで大熱唱。
三次会は飲み屋でしっぽりやりました。
25日間連続で飲み会だったので深夜に自宅に到着した瞬間、泥のよう眠り、幕を閉じました。
退職して思うこと
土曜日曜と引っ越し準備を急ピッチで進めながら今までの会社人生を振り返りました。
本当に自分は支えられてここまで来れたんだなと感謝の想いで胸がいっぱいです。
そして、少し寂しい気持ちもあります。
最後のあいさつをしに行ったとき、私の顔を見た瞬間泣き出す同僚。
人前にも関わらず「ありがとうございました」と泣きじゃくる後輩。
そんな姿を見せられて、何度もらい泣きしそうになったか。
「退職することに一片の悔いなし」と思い続けてここまで来ましたが、初めて辞めることを後悔しそうになりました。
これほどまでに優しく温かい人たちに囲まれた職場で働くことができていたという事実が辞める最後の時にようやく本当の意味で理解できるだなんて。
自分勝手に辞めていく人間に対して、
「いつでも戻ってきていいからまた一緒に仕事しよう」
「会社辞めたら大変なことばかりだろうけど頑張らないでほしい、考えすぎるお前だから」
「ずっと応援しているから困ったことがあればいつでも頼れよ」
なんて優しい言葉とてもじゃないけど俺にはかけられない。
心の底からこの会社で働くことができて、この会社の人たちに出会えて良かった。
もうこれから会社に出勤しないのかと思うと、
海外出張したり、同僚とふざけたり、開発と打ち合わせしたり、できないと思うと、胸が締め付けられるような気持ちになります。
去る人間が言う言葉ではないかもしれませんが、出ていく人間も辛く、淋しいです。
別に会社に不満があって辞めたわけじゃないから。
人間関係が嫌になって辞めたわけじゃないから。
むしろこの会社が大好きだったから。
だからこそ世界一周から帰国したら名古屋に必ず帰って来て、笑顔で再会したいと思います。
皆さんの下で育った人間はここまで成長したぞって胸を張って報告しに帰って来ます。
不思議とこんな私に仕事の悩みや転職、退職について相談してくれる方々が社内・社外問わずいます。
そんな退職を少しでも考えている方へ。
不満やマイナスなところにばかりフォーカスせずに、
今すでに「ある」こと、「いる」人に感謝することを絶対に忘れないでほしい。
まとまりのないへたくそな文章ご容赦下さい。
さて、名古屋生活も残りわずか。
死に物狂いで引っ越しと世界一周準備に集中します。
ほなまた!!
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